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コラムNo.5:誤送信ニュース紹介②

~mistake~

3つの誤送信ニュースをご紹介

1.アニメイトがサイン会の当選メールを誤送信し謝罪

~2018.2.17~

アニメイトは、2月17日にアニメイト渋谷で行われた日塔ていさんのサイン会で、当選メールの誤送信があったと発表しました。この誤送信メールを受け取った応募者はTwitterで、サイン会当日にスタッフに転売メールを送ってもらったと決めつけられ門前払いを受けるなどしていたと報告しています。

誤送信が起こった原因は、システムエラーによるもの。アニメイトは、「誤送信というこちらの不備にも関わらず、イベント当日の会場におきましてあたかもお客様に非があるかのような対応をしご不快な思いをさせてしまいました事、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」と謝罪しています。

また「今後このようなことのないよう、誤送信につきましては送信システムの改修を行いチェック機能を強化致しました。また、本件を真摯に受け止め、当日対応をした者含め改めて厳格に社員教育を徹底してまいります」とのこと。

なお、誤送信メールの受信者はアニメイトの謝罪の言葉と誤送信メールであったと認めたことを受け、すでに同件に関するツイートを全て削除しています。

 

 

2.マイナンバー1992人分を誤送信 ふるさと納税の通知ミス

~2017.2.16~

静岡県湖西市は2月16日、同市にふるさと納税で寄付した1992人分のマイナンバーを、寄付者が住んでいる自治体に通知する際、誤って別人のマイナンバーを伝えていたと発表した。誤記した通知は関係する自治体のみに送付したため「外部への情報流出は考えにくく、情報流出の影響はない」(同市)としている。

ふるさと納税の「ワンストップ特例制度」では、寄付を受けた自治体が寄付者が住んでいる自治体に対し、寄付額分の税を控除するよう通知することになっている。

湖西市は1月末、全国727自治体に5853人分の通知を出したが、複数の自治体から「通知書に記載されたマイナンバーが寄付者と異なる」との報告が相次いだという。報告を受け通知書の内容を調べたところ、174自治体、1992人分のマイナンバーが別人のものと判明した。誤記したのはマイナンバーのみで、氏名や住所、電話番号などに誤りはなかったという。

誤記の原因は、寄付者の個人情報を管理している表計算ソフトの誤動作。情報を並べ替えたときに、氏名欄とマイナンバー欄にずれが生じ、そのまま通知書に印刷してしまったという。

再発防止策として、同市は表計算ソフトを使った管理をやめ、並び替え作業が不要な新システムを導入するほか、通知書を送付する前のチェック作業を徹底するとしている。

 

3.Let’s Encrypt、他人のメールアドレス7618件を誤送信

~2016.6.11~

Webサイトの暗号化を推進するためサーバ証明書を無料で発行している団体「Let’s Encrypt」が6月11日、手違いにより他人の電子メールアドレスを列挙したメールを会員に送信してしまったことを明らかにした。

発表によると、同団体は会員規約の改定について告知するため、電子メールアドレスを登録していた会員向けに世界協定時の6月11日からメールの送信を開始した。

ところがこのメールの送信に使っていた自動システムに不具合があり、メールの本文に他人の電子メールアドレス0~7618件が追加されて、受信者が他人のアドレスを見られる状態になってしまったという。

この問題は、送信予定のメール38万3000通のうち7618通(1.9%)を送信した時点で発覚し、システムは停止された。各メールに誤って記載されていたのは、それより前に送信されたメールのアドレスで、あとから送信されたメールほど記載されたアドレスは多かった。

Let’s Encryptは過ちを認めて謝罪し、今回の事態を徹底検証して再発防止に努めると説明。問題のメールを受信した会員に対しては、「メールアドレスのリストを公の場に投稿しないでほしい」と呼びかけている。

 

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